篆刻用辞書 篆刻字林 増訂新版
名著と言われて続けて80年、 篆刻字書の超・ロングセラー 若返り『篆刻字林』服部畊石編
篆刻字林 増訂新版 B6版 、900ページ 三圭社 出版より発行
若返りの美点
●昭和2年の初版本をデジタル製版。ハッキリ見やすく。
●携帯性をそのままに、字書部を大きく、字形もクッキリ。
●算用数字のページルビで、文字検索がもっとスイスイ。
●60余ケ所の修正増補。“完璧”を求めて日々研究。
●超・ロングセラーには『ワケ』があります。
『ワケ』1 見出し字8,600字・篆文39,000字を充実収録。文字情報量がスゴイ。
『ワケ』2 平成16年に定められた「新・人名漢字」にも対応しています。
『ワケ』3 初心者に親切、さきがけの時代別文字区分。小篆・古文・金文・印篆をやさしく使えます。
『ワケ』4 引く立場から作製した音訓索引。待望の完成により文字検索がたいへん楽になりました。
『ワケ』5 中国篆刻字書の編纂底本に。篆刻の本場・中国の字書編集でも大活躍です。
『ワケ』6 「技能検定試験」の選定図書。国家検定も認める信用がここにあります。
『ワケ』7 20誌以上の篆刻入門書が推薦紹介。他薦がなにより信頼の証しです。
●編者略歴
服部 畊石(はっとり こうせき)
明治8年、千葉県旭市琴田生まれ。名は治左衛門、要と称した。
字は子修、号は畊石、アイ室だが、甘いもの好きで安古廬先生と号した。
開成中学、東京専門学校(現在の早稲田大学)に学び、高田緑雲の門下で篆刻を学ぶ。
日本書道作振会、泰東書道院、東方書道会などの役員、審査員を歴任。
篆刻関係の著作としては『篆刻字林』のほか『六書通正』があり、俳人としても著名で俳句雑誌『高潮』を主宰した。
東京都新宿区で没。享年64歳。