京印章とは?
印章彫刻作家 山下寿雲
国家認定一級印章彫刻士
労働省公認一級印章彫刻技能士
(有)山下弘栄堂 代表取締役
本名 山下弥寿男
印章彫刻歴 25年
□ 京印章とは?
印章は、聖徳太子の時代に中国から伝わりました。
京都の印章は、平安時代に天皇の印(御璽)などの製作からはじまり、江戸時代には一般に広がりました。
日本最初の印判師は、江戸時代に京都・三条室町に住んでいたといわれています。
当時の印判師は、苗字帯刀を許されていました。
京都の印章は、印章最盛期の中国・漢の作風を受け継ぎ、高度な技術を持っています。
京都が日本の政治・文化の中心だったその頃より政治の世界に印章が重要になりつつあり、日本全国に印判師が、広がって行きました。そのことが現在の印章店の始まりなのです。
現在も、京都は文化・芸術の中心として続いています。
ですから、京印章とは印章の原点とも言うべき流れが京都には残っているのですが、残念ながら現在の社会的条件・商売のなかで、伝統的彫刻 京印章 を受け継ぐものが少なくなってきました。
山下弘栄堂では、いち早くこのことの重要性を考え、技術者の育成に努めて参りました結果、平成9年度全国1級技能士全国大会において、一位の労働大臣賞を頂き、おかげさまで日本全国に京都に山下弥寿男ありと、名実ともに認められることになりました。
現在、京印章 技術の育成のためにいろいろと後進のために考えております。
上記のロゴマークを京都のブランドとして組合とは別に使用できないかと考案中でございます。
印章業の方々もいっしょに京都の伝統技術としての、価値を見出したいと思います。
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